加工技術を極め、いつかは「ヌカベ三銃士」に! | 甘楽工場 生産技術課 技師 矢嶋 聡 2005年

金属加工でも電気電子の活躍場所があった。

就活当初は、電気電子工学専攻だったので「金属加工メーカー」は考えていませんでしたが、大学のガイダンスで偶然に見かけたヌカベが地元企業だったことと、話を伺って興味を持ったので、勉強も兼ねて工場見学をしました。そこで驚いたことに、金属加工の分野でも機械制御等で電気電子が重要な役割を果たしていたのです。それからは、ボーダレス時代に生き残れるグローバル企業も検討していたため、アメリカ、中国に展開していることも魅力的でした。そして、これから自分たちの力で会社の方向性を変えられる楽しさを知り、ワクワクして入社を決めました。


体温でサイズが変わる!ミクロン単位の精度の要。

現在の仕事は新製品のスタート時に行う新規ラインの立ち上げです。工場内の工作機械のレイアウト構成を見直し、再編・設置などを行います。一見簡単に感じるかも知れませんが、そこはミクロン単位の精密加工を行うマシンニングセンタ等の工作機械は一筋縄ではいきません。アルミなどは手で握った時の体温によるサイズの変化も許されないほどなのです。よって、機械の設置場所も厳しく、設置した工作機械の水平角が0.5度以内の誤差に抑えないと、正確な加工ができません。工場内は床が微妙にデコボコしているので、物凄い気を使います。初めて見るもの、やるもの全てが驚きでした。そこにあるのは、日本の超高精度のモノづくりに賭ける真剣勝負でした。そんな現場を東日本大震災で崩れた、ラインの復旧支援に行ったときにも見ることができましたね。


国境を越えたプロジェクトで成長と力不足を実感。

今までの仕事の中では、中国の珠海工場の新規ライン立ち上げの4ヶ月が濃厚でした。海外生活はもちろん海外へ行くことも初めての経験だったのに、そこでラインの立ち上げですから、毎日が驚きと新鮮な体験でした。現地スタッフと上手くコミュニケーションが取れるだろうかという不安や4ヶ月という期間など心配だけらでしたが、「良いラインをつくる」という共通目標のもと、素晴らしいチームで仕事ができたことは宝です。特に、珠海という場所は高温多湿のため、環境そのものが製品の精度に大きく影響してしまうのです。工場内の温度や湿度、工作機械の位置などをみんなで相談・検証を繰り返し無事に最適なラインを立ち上げることができたことは大きな自信になりました。今後は、加工に挑戦し技術を極めることで、ヌカベにこの人有り!と言われる「ヌカベ三銃士」の一人を目指します(笑)

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